「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」または「契約不適合責任)という単語を、
不動産売買では必ずといっていいほど、耳にすると思います。
この記事では瑕疵担保責任について解説します。
また、家を売るときに後悔しないための方法もご紹介します。
疵担保責任とは?
瑕疵担保責任とは、「シロアリがついていた」「見えにくい場所に傷がついていたなど、通常では見つからない欠陥や傷があったときに、売主が買主に対して負う責任のことです。
隠れた瑕疵に該当するものは?
法律的瑕疵 |
建築基準法、都市計画法など法律の制限により、土地や建物の利用が制限される瑕疵のこと |
物理的瑕疵 |
構造上の主要な部位、地盤沈下など土地や建物の目に見えるような部分の瑕疵のこと |
心理的瑕疵 |
敷地内で事件や事故など、対象となる不動産で過去に嫌悪感を頂くような事象があった場合の瑕疵のこと |
環境的瑕疵 |
暴力団事務所、カルト宗教施設など不動産を取り巻く環境に瑕疵があること |
売主は把握している瑕疵の告知義務があるため、売買契約時に買主に通知が必要です。
もし、売主が瑕疵を知っていたのに通知しなかった場合は、
瑕疵担保責任に定めた期間を過ぎても、損害賠償の請求や契約解除の対象になります。
家を売る時は瑕疵担保責任の期間と範囲は明確にしよう
瑕疵担保責任とは、売る側が売却時に気付かなかった欠陥について、
売った後も修繕などの責任を負うことです。
「どのような欠陥内容」「売却後の期間」などを、
明確にしておかないと、売却後にトラブルになる可能性があります。
そのため、売買契約書には瑕疵担保責任について記載しておかなかればなりません。
尚、住宅を売る際に、媒介契約を結ぶ不動産仲介会社に「瑕疵担保責任についてしっかりと記載したい」と伝えておくと、対応してくれます。
POINT 売買後にトラブルを防ぐために気をつけること
・物件の不具合を絶対に隠さない
・買主と正確な意思疎通をする
・売買契約書に記載しておく必要
・売却後の期間
知らないと〇〇%の損 - 売却時に最大限の利益を出す方法
不動産を早く売りたいからと、1社だけに依頼してしまうと失敗してしまいます。理由としては、不動産会社によって査定額に大きく差がでるからです。
引用:不動産を売却した人は「平均3社以上」に査定依頼をしていた
2社以上、査定に出した方達のお話によると、不動産会社によって査定額は「300万~500万の差があった」と全体の32.6%。500万以上査定額に差が出ている人も18.6%と少なくありません。
不動産仲介会社によって、査定額がここまで変わるのは「算出基準」が会社ごとに違い、得意な地域・物件が違うからです。Aの地域は得意だがBの地域は実績が少なく弱い、マンション売買は得意だが戸建てが苦手という不動産仲介業者がたくさんあります。
そのため、1社だけに依頼をすると数百万の損をする可能性があります。尚、不動産売却をした方は、平均3社以上に査定をしてもらっている方が多いようです。
引用:不動産を売却した人は「平均3社以上」に査定依頼をしていた
そのため、家を売る際は平均3社以上に査定依頼を出し、相場に合った売却価格を知ることが大切です。
持ち家の売却相場を無料で比較できるサービス
不動産を売るときは「リビンマッチ」という無料で一括査定が出来るサイトがあります。リビンマッチとは、2006年から運用を開始した、歴史の長い不動産一括サイトで、あなたの家を不動産会社が競って査定をしてくれるため、簡単に最高価格を比較することができます。提携不動産会社数など高い数字にあり、実績と信頼を兼ね備えた一括サイトです。
リビンマッチの特徴
・不動産一括サイトとしては長い歴史と実績を持つ
・対象の不動産が多い
・売却意外にも様々な相談が可能
・プライバシーマークの取得で安心
先ほどもお伝えした通り、リビンマッチは2006年から運用をスタートしています。10年以上の実績と、他社の不動産一括サイトよりも歴史が長い特徴があります。
歴史が長いだけでなく、リビンマッチと提携している不動産会社は2600事業所と国内最大級。不動産の対象も農地まで対応しているのはリビンマッチだけです。
また、売却以外にも任意売却の相談や賃貸管理の相談、住み替えシミュレーターや不動産譲渡税シミュレーターなど不動産に関わる多くの悩みを解決するためのサービスが充実しています。さらに、個人情報の取扱が適切に行われている事業者のみに付与されるプライバシーマークも取得しており、本人の同意を得ることなく情報は公開されません。
リビンマッチの査定事例・口コミ3つ
タイトル 納得の価格でしかもわずか1か月で売却!
査定価格 1,000万円
口コミ詳細 比較を重ね、1社と専任媒介契約を結びました。専任でお任せしようと思った理由は2つあります。査定額が高かったから、そして担当者の対応が良かったからです。住宅ローンの残債があったため、損をしないようにと少しでも高く売れるための工夫して、査定額を出してくれました。
おかがで専任媒介契約を結んでから、わずか1か月で無事に売ることができました。 |
タイトル ベストな提案に感謝
査定価格 1,787万円
口コミ詳細
複数の会社による査定額などを比較検討して、なるべくベストなかたちで売却できるようにしたいと重い、査定結果を比較できるリビンマッチを利用しました。
複数の中から依頼した会社は、「不動産を売却する際は価格交渉が入り、仮に価格を下げられても損をしないように」という根拠のもと、ギリギリまで高い査定額を出してくれました。 |
タイトル 地元の不動産会社を紹介してくれるのもメリットです
査定価格 750万円
口コミ詳細
複数の中から、大手だけじゃなくて地元の不動産会社を紹介頂けたことが良かったです。私が東京に住んでいたのでなかなか合う事ができないのですが、一生懸命動いてくれてスピーディーでした。弁護士との交渉場面でも担当の方がやってくれたりと非常に対応がよかったです。残債が700万ほどあったのですが、750万円で売却ができ借金も完済しました。 |
「市況」「時期」からしても売買を検討中なら今がベストなタイミング
不動産の売買を検討中なら、今がベストなタイミングといってもいいでしょう。その理由について紹介していきます。
オリンピックまでは不動産の市況が上向きになることが期待されているから
引用:家を売るベストタイミングを「築年数」など6つの観点から解説!
グラフを見て分かる通り、リーマンショックが起きた2008年から数年間は不動産市場の景気は悪く価格も下落しましたが、2013年にアベノミクスが実施され、東京オリンピックまでは、不動産の市況は上向きになることが期待されています。ただし、オリンピックの後は、その反動で不動産価格が下落する可能性があるため、好条件で家を売るタイミングは「オリンピック前」なので、まさに「今」といってもいいでしょう。
2月~3月が売却価格が高く成約件数も伸びるから
2月~3月は転勤や子どもの一人暮らしを始めるタイミングである4月の直前、2月、3月は住み替え需要が高くなり、好条件で売却しやすくなります。
2020年不動産統計集によれば、2月~3月の売却価格が高く成約件数も伸びています。
これらの結果からも、新生活スタート前の2月~3月が1年の中で一番の売り時だといっても過言ではないでしょう。